AGAとタバコの関係について

AGAとは男性型脱毛症とも呼ばれる脱毛症の一種で、主に思春期以降の男性に多く発生すると言われています。ただし女性ならば全く関係ないかと言えばそうではなく、女性の中にも同じ原因で脱毛症になってしまう人もいるのです。しかし女性の脱毛症の全てがこの原因によるものとは限らず、他の原因で脱毛症になるケースもあります。

ジヒドロテストステロン

AGAが発生する原因については直接的なものとして挙げられるのが、男性ホルモンの働きによるものです。一口に男性ホルモンと言っても一つの成分で出来ているわけではなく、複数の成分が含まれています。その男性ホルモンの成分の一つにジヒドロテストステロンというものがあり、これが脱毛に関係するのです。ジヒドロテストステロンには頭髪の成長期間を短くするという働きがあるため、この成分の働きが活発だとAGAが発生してしまいます。

頭頂部や前髪の生え際から脱毛

この脱毛症の症状の特徴についてですが、頭頂部や前髪の生え際から脱毛が始まるという点が挙げられます。どちらか片方から脱毛が始まる事もあれば、両方から同時に脱毛が始まる事もあると言われています。また脱毛は徐々に進行していくので症状に気付いたら、出来るだけ早く病院を受診するのが望ましいとされています。

薬物療法と植毛

病院で行なわれる治療方法については薬物療法と、植毛に代表される施術の2種類を主に挙げる事が出来ます。薬物療法ではジヒドロテストステロンの働きを抑制する薬や、頭皮の血行を良くする薬等が用いられます。施術に関しては植毛以外にも髪を作る毛母細胞を活性化する成分を、頭皮に直接注射する等も挙げる事が出来ます。治療を開始してから効果が現われるまでの期間は個人差があるので、結果を焦らずに治療を続ける事が大切です。

タバコを吸っている人

ちなみに普段からタバコを多く吸っている人は、吸っていない人に比べてAGAになる可能性が高くなります。何故ならタバコにはジヒドロテストステロンを増やしてしまう作用がある事が、きちんとした調査で確認されているからです。

■タバコは頭皮に影響する

それ以外にもタバコを吸うと血管が収縮する作用があるため、血行が悪くなってしまいます。それは頭皮にも同じ事が言えるので発毛に必要不可欠な様々な栄養素が、頭皮に充分に届かなくなってしまうのです。その結果として健康で丈夫な髪の毛を作る事が出来ずに、弱くて細い髪の毛ばかりが生えてきてしまう事になります。タバコによるこうした影響がいくつも重なる事で頭皮に悪影響を及ぼすので、タバコを吸っている人は控えたほうが良いと言えます。

毛母細胞の重要性

AGAによる脱毛には一つの大きな特徴があるのですが、それは毛母細胞がダメになっていないという点です。毛母細胞は髪の毛を作り育てる細胞なので、この細胞が生きているという事は再び髪の毛が生える可能性が充分にあるという事になります。そのためAGAだと診断されても悲嘆せずに、地道にコツコツと治療を続ければ回復する可能性は少なくないのです。

ページの先頭へ